卓越したクラフトチョコレート
「ハインデ&ヴェレ」
その奥深い世界を日本へ
「ハインデ&ヴェレの魅力をもっと伝えたい」
CHOCOLATE ORANDAは、その気持ちを胸にオランダ人と日本人のパートナーが立ち上げたプロジェクトです。
オランダは、かつて世界中からカカオが集まりチョコレートの製造も盛んな国でした。それを裏付ける事実の1つとして、日本でも有名な「バンホーテン・ココア」は、実はオランダ人の発明品です。1828年、Casparus van Houten氏がココアパウダーを製造する油圧式ココアプレス期を発明し、更には息子のCoenraad Johannesは、酸っぱいココアパウダーから酸を抜く処理を発明。飲みやすい価格を抑えた大衆向ココアパウダーの商品化に成功し、世界中に広まりました。
この酸を抜く処理はオランダ人の発明ということで”ダッチプロセス”と呼ばれています。オランダの首都アムステルダムは今でも世界トップのカカオ豆の輸入港です。しかしながら現在、カカオの多くはベルギー・フランスなどへ運ばれチョコレート半製造・製造が行われており、チョコレートと聞いてオランダを思い浮かべる人は少ないのが現状です。
その中で、私たちとハインデ&ヴェレとの出会いがありました。オランダに滞在中、縁がありハインデ&ヴェレのチョコレートを頂くことになったのですが、目が覚めるようなカカオの違いに驚き、すぐにロッテルダムにある本社工場を訪問することにしました。味・品質・独自性・ハインデ&ヴェレ流のサスティナビリティ・プラントベースなどの観点に加え、ハインデ&ヴェレの2人のチョコレートに対するパッションを目の当たりにしました。
日本には既に沢山のチョコレートが市場に出回り、ビーン・トゥー・バーのチョコレート企業も多数あります。その中でもこのチョコレートを紹介する意味がある、このチョコレートを使ったスイーツをパティシエさんに作って頂きたいし、皆さんに食べて頂きたい、私たちは使命を持って帰国しました。
私たちが本当に惚れ込んだハインデ&ヴェレのチョコレートを日本にご紹介します。
OUR Profile
望月 幸美 Scahimi Mochizuki
CHOCOLATE ORANDA運営企業「Yui International」代表。
学生時代に社会開発を専攻し、持続可能な社会経済開発の基礎を学ぶ。その後、アパレル、ロジスティクス、監査、金融など様々な業界のグローバル企業において20年以上に亘り、ITシステム開発のプロジェクトマネージメントやビジネスシステム分析に携わり、調査、分析、リスク管理、コミュニケーションスキルを身につける。
2012年にグローバルビジネス管理・戦略、サステイナブルビジネスに優れたオランダのインターナショナルスクールにてMBA学位を取得。帰国後はコンピューター・フォレンジック関連のプロジェクトマネジメント、NGOでのサステイナビリティコンサルティング、画像の深層学習に強みを持つ企業でのシニアプロジェクトマネージャーを経て、現在はビッグフォーでのプロジェクトマネージャーを務める。その間、2017年~2021年まで、オランダ王国大使館のエコノミックディプロマシーのイベントマネージャーとして勤務。
その傍ら、第一子出産後の2019年9月、学生時代から考え続けてきたサステイナビリティとビジネスというテーマを表現するためYui Internationalを立ち上げる。これまでオランダL社のサーキュラーエコノミー製品を日本マーケットへ紹介、マーケティング、セールスサポートや、オランダP社のスマートエネルギー製品のマーケティング及び調査資料翻訳、イギリスのNGOサステイナブル・レストラン協会の日本支部の立ち上げ、オペレーションサポートなど、サーキュラーエコノミー・サステイナビリティ関連ヨーロッパ団体企業の日本参入支援を行う。第二子出産後の2023年にオランダ滞在の機会があり、Heinde &Verreの日本エージェントとしての事業を開始。
|学歴
・Tiasnimbasビジネススクール (ティルブルグ、オランダ)
・筑波大学第三学群国際総合学類、国際開発学専攻
・ Monash大学(メルボルン、オーストリア)留学
|資格・スキル
・チーズプロフェッショナル
・英語(ビジネスレベル)日本語(ネイティブ)
・ 英国IEMA認定サステナビリティ (CSR)プラクティショナー
・ Prince 2(プロジェクトマネジメント)
・ 認定スクラムマスター
レムコ・アバーソン Remco Aberson
オランダで生まれ、幼い頃から10代まで両親が仕事でアフリカやアジアへ赴任していたため、海外文化に触れながら育つ。また、その間、数年に亘りスコットランドのアバディーンに滞在。
ETP30 Japan(ETP=エグゼクティブ・トレーニング・プログラム)参加を機に、日本でのキャリアをスタート。現在は、オランダ南ホラント州のサッセンハイムに本社を置くエネルギーマネジメントシステムの専門Plugwise社(現Anna Technology社)で、アジア・太平洋地域代表、日本事業開発担当、インターナショナルプロジェクトマネージャーを務める。同社は、持続可能な社会を目指す、ワイヤレス・インフラストラクチャーとビル用ダイナミック・エネルギー管理市場のリーディング・サプライヤーで、一般消費者や組織がエネルギー消費量を把握できるエネルギー管理および家電製品制御用のワイヤレスシステムを開発・製造している。最近では、パネルヒーターのエリア別温度管理ツールの製造・販売も行う。
日本で、オランダ(EU)と日本クライアントの間でのビジネス経験を活かし、EU企業の日本市場への参加に際して問題となるビジネス文化や言語の問題に着目し、パートナーの望月と共にYui Internationalで代理店サービスを提供することに。主にオランダ側とのビジネスディベロップメント、交渉、ロジスティクスを担当。真のサステイナビリティ、オーガニックとは何かという視点を持つ現状に流されないオランダ人気質。地域振興のため官民協働にも積極的に参加。
|ボランティアなど
・ETP(エグゼクティブ・トレーニング・プログラム)チェアマン。経済的エンパワーメントに協力。
・クライミングインストラクター (De Klimmuur)
・小田原での異文化間交流に協力
OUR Journal
ABOUT Us
Yui International
私たちは、持続可能な生産に取組んでいる企業の情報やプロダクトを、自ら主体的に、伝え、販売することで、その収益や情報発信によって企業の活動を支え、公正で持続可能な世界に向けたビジネスの変革を目指しています。
その活動は、国内外のネットワークを活かした輸入代理の他、持続可能な食文化のコンサルティング、災害支援、商品/メニュー開発のコンサルティング、イベントの開催など多岐に渡ります。
2023年にはエージェントを務める「ハインデ&ヴェレ」をはじめとした、オランダのBean to Barチョコレート関連の企業を日本に紹介をする「CHOCOLATE ORANDA」を設立し、神奈川県小田原市を拠点に、新たな活動をスタートしました。